遅ればせながらゴルバチョフ元大統領が逝去されたとの事でご冥福をお祈りいたします。
ご都合主義ではありますが、やはり私個人はゴルバチョフ氏と言えば、01年当時に那覇市長であった翁長雄志氏の招聘に応える形で訪沖された事が思い起こされます。
米軍基地の多く残る沖縄に、元ソ連の最高権力者であるゴルバチョフ氏が訪れた事は保革の分断を乗り越えるという意味でも、冷戦構造の終結という意味でも象徴的な出来事であったと察せられます。
今、そのソ連の後に生まれたロシアが大きな争いを起こしている事は誠に皮肉ではありますが、この分断を如何に乗り越えるか、微力ながら知恵を絞りたいと思います。