一人(ちゅい)助け(たしき)助け(たしき)【一人一人、助け助け合う】

立憲君主制を尊重する立場から、自他の個人の尊厳を守る有権者同士の緩やかなつながりで共同体を尊重する道を探ります

ジャニーズ問題にみる英BBCと自称人権派の欺瞞

遅ればせながら故・ジャニー喜多川氏の性加害問題がお茶の間を騒がせている。 当該問題について筆者は詳しくないが、長年のジャニーズファンの方々の反応から察するに「今まで暗黙の了解とされていた事が英BBCで大々的に報道されて、慌てて日本のリベラル系…

ゼレンスキー大統領の国連総会演説所感

ウクライナのゼレンスキー大統領が日本時間9/20日午前3時頃に国連総会で行った演説の訳文を日経新聞のWebページで閲覧した。 www.nikkei.com</center> ゼ大統領に対して筆者はウロ戦争開始直後の文言から「外交音痴ではないか?」と疑っていた。 そのため、この戦争で…

Ryuchell氏の自殺に思う

遅ればせながら、Ryuchell氏が自ら命を絶たれたとの事でまずはご冥福をお祈りいたします。 当事者として、この件を見た時、また多数派の中で「触らぬ神に祟りなし」という空気が醸成されないかという懸念があり、明け透けに言えば「困ったな…」という思いは…

LGBT問題についての一所見

所謂、LGBT法案について世が騒がれていますので、ここで所見を表明します。 筆者は同性婚に賛成の立場ですが、憲法24条の改正は必要だと考えています。(詳細は別の機会に) また自身が異性愛(たまにバイ気味?)で性自認が両性である事から、この問題の当…

日本人の死生観を問う

だいぶ間が空いてしまったので生存確認がてらの更新です。 所属している里見日本文化学研究所の発行する『国体文化』4月号、5月号にて昨今のコロナ禍に関する日本人の無責任体制に言及しました。 編集を経ていく中で特にワクチン被害者に対する冷たい視線を…

パンデミックとワクチンと危機管理と

10月からオミクロン株対応と称するワクチン接種が始まり、国内メーカーも先月末には塩野義製薬が自社ワクチンの承認申請を年内に行う予定との報道がありました。 ワクチン嫌いをすねらせている身としては、ここ2ヶ月ほどワクチン関連の調べ物をしていたので…

水道橋博士参院議員の休職について思う

www.nippon.com れいわ新選組の水道橋博士参院議員がうつ病のため、当面休業するとのことだ。 最前のブログ記事で「辺野古移設反対」且つ「コロナ対策は感染抑止より経済優先」の議員を増やす必要性を訴え、その代表例として氏の名前を挙げた手前、この件は…

県民党的行政の再建の可能性を考える

那覇市長選は自公が推薦し、前市長の支援する知念覚氏が当選した。 筆者自身は民主主義の昇華のために、選挙の投票理由は「政策の充実さ」と「ディベートを深められるか否か」で決められるべきと考えているので、特に後者に関して那覇市民の判断を非難するこ…

那覇市長選雑感【開票前】

ryukyushimpo.jp 琉球新報によると那覇市議会与党市議団が、23日投開票の那覇市長選で自民、公明の推薦する前副市長の知念覚氏への支持を表明した、現職の城間幹子市長に対し、その撤回を求めたとの事だ。 それに対して城間市長は「これまでの私に対する支援…

自公が推薦する知念氏の支持表明をした城間幹子那覇市長を批判する

恩返しができた?いえいえ、城間幹子さん、残念ながら、この態度表明は、中央権力による「沖縄の民意分断工作」の流れに完全に取り込まれた、と言わざるを得ません。裏切り、です。➡️城間市長、自公が推薦する知念氏の支持表明 那覇市長選「私は保守中道」-…

2022年沖縄知事選の結果を受けて

www.okinawatimes.co.jp 沖縄知事選が終了しました。 繰り返す様に「平和主義でない辺野古移設反対」を主張する立場上、玉城デニー知事が再選した事に安堵しています。 但し、現実的な問題として本当に厳しいのはこれからだと思います。 事実、今回の知事選…

女王陛下の崩御に際して、改めて日本こそ「希望と栄光の国」とする事を誓う

イギリス エリザベス女王死去 96歳 追悼の声相次ぐ【詳しく】 | NHK | 訃報 エリザベス2世女王陛下の崩御を悼みます。 小生は大学時代、いわゆる「駅前留学」をしていたため若気の至りで「いつかは英語の母国を旅したい」と想っておりました。そのため、4年…

沖縄知事選、事前調査を見て思った事

ryukyushimpo.jp 沖縄知事選の投票先調査という事で、琉球新報が実施している事は差し引く必要がありますが、元より「平和主義でない辺野古移設反対」を主張する立場である小生としては、玉城氏リードと言うのは朗報ではあります。 但し、同調査で県民の一番…

ゴルバチョフ元大統領のこと

遅ればせながらゴルバチョフ元大統領が逝去されたとの事でご冥福をお祈りいたします。 ご都合主義ではありますが、やはり私個人はゴルバチョフ氏と言えば、01年当時に那覇市長であった翁長雄志氏の招聘に応える形で訪沖された事が思い起こされます。 米軍基…

ロシアのウクライナ侵攻を見て思った事

今回のウクライナ侵攻を見て、ロシアは日本が背後を突いてこない事を見透かしているのは当然ですが、考えてみれば日本に駐留している米軍に対しても、その様に見ていると思われます。 いえ「ロシアがその様に見ている」と言うのは語弊があって、実際にはアメ…

『日蓮の手紙』から「個人の尊厳」と「共同体の尊重」の両立を目指す

NHK『100分de名著』、今月のテーマである「日蓮の手紙」がとんでもなく面白いです。 www.nhk.jp 二回目の今回、特に興味深かったのは、主君や棄教を迫る父と信仰の狭間で葛藤する四条金吾や池上兄弟に対して、日蓮聖人が各人の立場を尊重した上で実に細やか…

名護市長選所見

名護市長選は残念な結果ではありましたが、正直玉城県政のコロナ対策は選挙に良い影響を及ばさないと思っていたので想定の範囲内ではありました。 まず、コロナ対策について申しますと、この様な感染症が流行した際に取りうる策は素人了見でも「感染者増えな…

著者プロフィール

M.Miura 昭和六十年三月、大阪府出生、愛知県育ち。平成十九年、立命館大学文学部卒業。民間企業勤務、専門学校を経て平成二十三年より立命館大学大学院文学研究科入学。北村稔教授(当時)の元で東洋史学を学び、平成二五年に同大学院修了。文学修士。現在…